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去りゆく6月に
また一つ
恋の物語の幕が上がる
人生という舞台では
誰もが主役であり
そして皆それぞれに
切ない想いを抱えていると思う..
UK出身20歳のシンガーソングライター、シエナ・スパイロが、7月3日にリリースするデビュー・アルバム『Visitor』の核心に位置する楽曲「The Visitor」は愛する相手がいながらも、所詮は自分が「通りすがりの訪問者」に過ぎないという、シエナが長年抱いている「過ぎ去ること」への恐怖をテーマに描いた作品。
写真家・映画監督のレイチェル・フレミンジャー・ハドソンによるミュージック・ビデオは、傷ついた心を癒すために一人でバレエを観に行くシエナの姿から始まる。しかし、舞台上で展開される二人組のダンサーによるロマンチックな踊りは彼女の心に嫉妬心を呼び起こし、やがてその物語が彼女自身の経験と重なり合っていく。そして、最後には新たな悟りの感情へと変わっていく。
恋人、友人、家族、ファンなど、「誰かにとって大切な存在であること」とはどういう意味なのか、そしてそれが自身のアイデンティティにどう影響するのか。その強い想いこそが、アルバム『ビジター』を動かすコンセプトの原動力となっている。
シエナ・スパイロの言葉
「『The Visitor』は9回も書き直しました。私はこれまでの人生ずっと、自分を『訪問者』のように感じてきたんです。物事が終わること、誰かが去っていくこと、そんな儚さが怖くてたまらなかった。その感情にぴったりの言葉を見つけるのに、何年もかかりました。これはただのラブソングではなく、私の人生への頌歌(オード)です。誰かの人生において単なる一時的な経験で終わりたくないという願いであり、移ろいゆくものと共に生きる術を学ぶプロセスでもあります」